まめごん☆ラボラトリィ~どさんこ新米ママの育児サバイバル記~

生まれも育ちも北の大地、ペンギンママです。やんちゃなムスメと波瀾万丈ありすぎる毎日をゆるっと綴っていこうと思います。よろしくお願いいたします♪ヽ(´▽`)/

初めて入院したときのこと

1歳1ヶ月の日を、病院で迎えてしまったまめごん。

長引く鼻のグズグズ、中耳炎を経て、発熱…これがなかなか下がらず、そしてコレっていう原因ウイルスが検査で出ず(;つД`)

体力も食欲も落ちてきて、私ひとりで診るのもかなり辛くなってきた為、入院を勧められました。そして、掛かり付けの小児科から程近い総合病院へ。

…ここ、久しぶりだなぁ。

実はまめごん、これが2回目の入院、なのです。

 

ここ最近綴っていたお話から少し飛びまして

あと10日程で8ヶ月を迎える、ある日。

いつものように夕方に差し掛かり、食事の仕度にたつ私のそばでまめごんが泣き始めました。月齢重ねてきたけど、いわゆる黄昏泣きかな。色々雑用をこなしながら娘をあやしていました。

しかし泣くなぁ…今日は妙に機嫌が悪いな。お腹空いたのかな…?いや、普段みたいに食いついてこない。オムツ…?

そこで、ぎょっとしました。なんかコレ、血が混じってないか…?

急いでお風呂場でお尻を洗うと、火がついたように泣きました。昨日から軽くオムツかぶれしていたらしき部分が、真っ赤になっている…

少しするとおさまる、でもまた激しく泣き出す。なんだか様子が違う…初めて、怖くなりました。

 

抱っこもおっぱいも駄目、仰け反って泣く姿にパニック。まめごんが身体をよじるあまり、ソファーから落としてしまいました。クッションの上だったからまだ良いものの、それを見て私は更にパニック。掛かり付けの病院はもう閉まってる…震える手で#8000小児救急相談、にかけました。早く、早く出てよ…私が落ち着かないといけないのに、分かってるのに。イライラが募りました。

幸い遅くまでやっている小児科が車で10分程の場所にあると聞き、すぐ電話をして連れていきました。

待ってくれていたのは、ベテランの医師。淡々として線の細い、でも眼鏡の奥は優しそう。なんか見たことあるな~?あ、こーゆう学者さんテレビに出てるか…

 

こうした泣き方を繰り返す場合、【腸重積】という病気が疑われること。

腸の一部が重なりあうようになってしまう病気で乳児によくあるけれど原因は不明で、発症から時間が経つと手術が必要なケースもあること。

便を採取して診断するけど出来なかったので、その場では不確定でしたが、もしまた血が混じってたり繰り返し激しく泣き叫ぶなら、夜間救急にかかりなさいとアドバイスしてくれました。あと、おしりの赤み、カブレじゃなくてカビ菌の一種ね(これもよくある)、と。私が良かれと思って塗ったお薬が逆効果で…勝手な判断はいけないなと、本当に反省しましたm(__)m

ヒブというワクチン(定期接種=行政が負担してくれる予防注射)を打ったあと、稀に起こしやすくなる赤ちゃんがいる…と聞いていたので、病気そのものは知っていましたが。

 

クリニックを出たのがだいぶ遅くなり、お弁当を買って帰ると、お腹を空かせた夫が(´-ω-`)私はお風呂も入れず夕食もとれずなのに…今日くらい、むしろお前が夕飯用意できないのか。せめて弁当くらい僕が買ってくるよくらい、言えないのか。

疲れもあり、げんなりして私もベッドに入ってしばらくすると、また娘が泣き始めました。

オムツ…また、赤い。これは駄目だ。夜間救急へ走ろう。

取り替えたオムツを医師に見せるためビニールに包み、娘をタオルケットにくるみ、急いで着替えて。旦那なんかあてになるもんか、私が連れていってあげる!

夜間救急ってどこだっけ…ていうか運転できるかな…いやタクシー乗るか、電話番号は…

 

そうこうしてるうちに流石の夫も察したか、いつの間にか仕度を済ませていました。

 

緊張とおさまらない苛立ち、失望で車内の会話はなし。それより何より、まめごんが心配で。受付で一気に事の経緯を話し、すぐ診察室へ通されました。

『やはり、腸重積の疑いはあります。でも此処では詳しい検査が出来ないので、今日の当番病院にすぐ紹介状を出します。ご自宅から一番近いところに確認しますからね、少し待っててくださいね』…あちゃー。最初っから当番病院にかかるべきだったか!慌てて事前問合せなんかしなかったもんな~。

でも幸い、その当番病院っていうのが、掛かり付け小児科のすぐ裏手。勿論、自宅からもそこそこ近く。そこで検査の為、入院することになったのです。

 

夫は入院に必要な追加の着替えやオムツ、私の洗面道具やら充電器を取りに一旦帰宅。感染力の強い菌がいないか確認のち部屋が決まるので…それまでの待機がやたら長く感じました。

レントゲンに採血、点滴。泣き叫ぶまめごんの声を聞くとこっちが泣きたくなりました。代わってやりたい、代わってやりたい…

空腹も眠気も吹っ飛んでました。ただ、喉の乾きだけ。まめごんあんなに泣いて、早くおっぱいあげなくちゃ…と思うと、余計に私も喉が乾いて感じられたのです。

 

ようやく病室に通されたのは、朝も5時半を過ぎた頃。夫は早出の季節だったので、そのまま寝ずに仕事現場へ赴きました。ここでやっと私も気持ちが和らぎ、ツンツンせず夫に具体的な指示をだして上手く動かせば良かったんだと反省しました(><)

そりゃー私みたく動けるわけないんだから。残念ながら、父と母の違いってソコだよね。

 

あれこれ検査をしたものの、結局重篤な病気ではなく、この一泊で帰ることができました。

帰り道は桜、ひらひら。もう葉桜で見頃は過ぎていたけど、きれいでした。そういえば、私も幼い頃は身体弱かったな。妹もずっと入院ばかりしていたから、あの頃のお母さん、こんな気持ちだったのかな。

一晩頑張ったまめごんをぎゅーっと抱き締めて、ぽやぽや柔らかい髮の毛をくんくんすると、私も初めて眠くなりました。

 

あの時は、本当に怖かった~。。

今回はお熱が続いて1日おきに通院していたから、なんとなく心の準備が出来たけど。やっぱり、入院となると不安でした。

夫も前回より多少は動けて、私も期待してないぶん冷静に(笑)親も成長する、か…?(^^;

まめごんは基本的に健康体で頑丈ですが、本当に子供って体調崩すんだなー、そうなると親自身も色んな意味で疲弊するからケアしていかないといけないな、何より無駄に慌てたり自己判断はNG!!ってことですね。

 

でも、仕方ない。子どもが辛かったらこっちもツラいのがおかーちゃんってやつ。

こうして私もまめごんも、ばいきんまんとの戦いかたを覚えていくのですね。