まめごん☆ラボラトリィ~どさんこ新米ママの育児サバイバル記~

生まれも育ちも北の大地、ペンギンママです。やんちゃなムスメと波瀾万丈ありすぎる毎日をゆるっと綴っていこうと思います。よろしくお願いいたします♪ヽ(´▽`)/

『百日過ぎたら楽になる』伝説

妊娠中、育児雑誌やネットでよく見かけたのが【百日(3ヶ月頃)を過ぎたら、ぐっとラクになるよ】という話。

当初はそんなもんかね、キツいと言いつつさすがに慣れてくるのかな、と半信半疑でした。

目まぐるしいなんてものではない育児を送るなか、超高性能お背中スイッチを搭載した立派なおっぱい星人・まめごんに苦戦しまくった新米お母さんのわたし。1ヶ月…2ヶ月…あと少し…いつしか、百日がひとつ目のゴールのような気持ちになっていた気がします。

 

と こ ろ が

 

新生児期からただ寝ているなんてヌルイとばかりに我が娘は、1ヶ月から足をばったんばったん、2ヶ月前にもあーうーあーうー喋りまくり。この頃には哺乳瓶を断固拒否、直母以外は受け付けず。私は文字通り、まめごんを世話できる唯一無二の存在になってしまったのです。

一見するとすごく嬉しいことなんだけど…母乳すごいねえらいね羨ましいなって散々誉められてきたけど…。その代わり『私しか出来ないんだ、私しかいないんだ』のプレッシャーがどんどん大きくなっていきました😭

幸せなんだけど、この上なく幸せなんだけど。自分がいなくては生きられないこの小さな命に、自分の心臓を握られているようで。責任の重さと不安がとても苦しかったな。

 

そして、噂の百日。

このあたりから少しラクに…と思いきや。

寝返りを覚えてしまいました(о´∀`о)ので、気付けばころん。戻しても、ころん。。

エンドレスに、ころーーーーん

 

目が離せないじゃないか………!!(°Д°)

ますます声も出すし、今までは寝てる間に家事も出来たのに、うつぶせに転がってしまうと窒息が恐くて(実際には首もすわっているし、顔が埋もれるような物はないんだけど)。

『ラクになんかならねーじゃん!!』と一人憤慨。

 

そして、ある日曜の夜。事件は起きたのです。

泊まりに来ていた義母を高速バス乗り場まで旦那が送りにいった間のことでした。トイレに行きたくなった私は、右回転しか出来ないまめごんを蓄熱暖房機から離して寝かせ、リビングのドアを開け放して席をはずしました。

その間たったの、1分か2分。戻ろうとしたその時、『きゃああぁぁぁーー!!』と鋭い泣き声が…。明らかに普段と違う!

駆け寄ると、顔を真っ赤にして泣きじゃくっているまめごん。位置からして、初めて左回転したようでした。が、マットから外れて仰向けに寝ている…どうやら、そこから勢いがつき更にもう一回転した様子。そして、転がった先には高温の蓄熱暖房機が…。

 

一気に血の気がひきました。

泣き叫ぶまめごんをなんとか抱き締めて確認すると、指先が赤くなっている…。冷たい流水と保冷剤で冷やしながら、自分をとにかく責めました。どうしよう、私のせいだ。

戻ってきた旦那に『まめが火傷した❗』と叫ぶと、旦那は普段の3倍くらいの声量で『何だと?車乗れ!病院いくぞ!!!』と叫び返し、あっという間に私達を当番病院へと連れていきました。

震える手で問診票を書こうとするも荷物もありまめごんも抱いたままでモタモタ…。

旦那はイライラした様子で『代われ』とまめごんを奪うように抱っこしました。

結局、指先に小さな水ぶくれが出来た火傷でしたが、ぐるぐる包帯を巻くほどでもなく薬も舐めとってしまうため何も塗らず、すぐに処置は終わったのですが。

油断した自分への苛立ちと後悔、自責に黒ーく淀む気持ち。医師にも旦那にも『お前が悪いんだ』と冷たい視線を向けられ(ているように感じ)、いや本当~~にその通りなんですが、いたたまれなくて、まめごんに申し訳なくて…。

病院へ着く頃にはくすんくすんとすすり上げ、診察時にはキョトンとしていた当のまめごん本人。ただただ、抱き締めて謝るしかなかったです。

 

月齢ごとの可愛らしさは勿論あるのですが、少なくとも私は『3ヶ月過ぎたら楽になる』とは思わなかったなぁ。むしろ逆。特にこの事件以降、ますますピリピリするようになってしまいました…。

思えば、出産後の母性本能ぶっ壊れハイテンションでエンジン200%だった1ヶ月、持ち前の体力根性で乗りきった2ヶ月を経て、単純に疲れていたのもあるかもしれません。だって毎日掻き込むようにゴハン食べてたし、食べれないときもあったし、それでも容赦なく母乳は出るし。最後に朝まで寝たのはいつかなんて、本っ当に謎だし。

そこで降りかかってきた【いい加減慣れてきたでしょ】説…。あれー?私が変なのかな???って、思ってました。実は。

 

これで歩き出したらすごいよ~~とも聞くけど、そっちの伝説はすんかり受け入れられましたよ。転がるだけでこうだもん、そりゃーヒヤヒヤしますでしょうよ(-_-)あー怖い怖い…。

 

 

何時なんどきも、子供への心配って尽きないんですよね。そのぶん疲れちゃったりするし…。でも今しかない【ハラハラさせてくれる】【見守らせてくれる】苦労に隠れたよろこびを、時々思い出そうと思う新米ママなのでした(´-ω-`)

ちなみに、スーパー高速ハイハイ&どこでもよじ登りの術で母をビビらせる最近のまめごんです…。