まめごん☆ラボラトリィ~どさんこ新米ママの育児サバイバル記~

生まれも育ちも北の大地、ペンギンママです。やんちゃなムスメと波瀾万丈ありすぎる毎日をゆるっと綴っていこうと思います。よろしくお願いいたします♪ヽ(´▽`)/

挫けてなんかいられない②

無事に1歳の誕生日前に、保育園への入園が許可となったまめごん。1週間ほどの慣らし期間を設けてもらいましたが、まぁ泣くわ食事嫌がるわで…なかなか進みませんでした😭

 毎朝登園のたびに、ママー!!と泣きじゃくる姿に後ろ髪引かれたことが何度あったでしょうかね~。少しずつ自分から先生にも抱っこを求めるようになり、泣かずに(唇をへの字に曲げながらも)バイバイしてくれるまで、1ヶ月くらいかかったかな(´-ω-`)

 

あまり人見知りはしないけど、子供がわーっといる空間が苦手で、場所見知りも激しい娘。保育園デビューはあの子にとって毎日が戦いだったのかもしれません。

 同じく、今いちばん可愛い、可愛いはずの子供を保育園にお願いして送迎のときにわんわん泣かれるのも…私にとっては苦行でした。

 

個人的には、保育園というシステムに大賛成です。幼いながら子供社会へと歩みだし、お友達や先生や地域の人たちと関わりながら自己を育んでいく…。親側も成長の歓びや苦しみを分かち合う他人がいれば、きっと視野も広がる。

特に私は色々と要領が悪くて、なかなかマメに子育てサロンや児童館に遊びに行けませんでした。かといって家事も中途半端、体力と暇をもて余すまめごんは毎日狭い家のなかで暴れまわってグズグズ、もはや負のスパイラル(×_×)離乳食もほとんど食べないし…お互いにフラストレーションが溜まっていたのかなぁ、と今になっては思います。

 

もちろん、保育園じゃなくて幼稚園も良いと思うし、むしろ憧れみたいなものもあったりしますよ。制服も可愛くて、みんなでバスに乗ってさ…

働いているお母さんって本当に尊敬する。でも同じくらい、毎日こどもと過ごすお母さんも本当に立派です。こどもって可愛いだけじゃないもの。少なくとも私は、何度もヒステリー起こしかけましたから(´д`|||)

 

 

とにかく早めの社会復帰を目指した我が家としては、保育園の順番が回ってきたのはラッキーでした。

新しい環境に時には泣きながら、少しずつ楽しいことを見つけて慣れようと頑張ってる。

まめごんに負けないくらい、私も就職活動頑張らなくちゃ…!

 

そう張り切ったのも束の間。

何度エントリーしても、不採用。

何枚書いても返却される履歴書。

面接ではお子さん小さいんですね…ご実家は遠いんですね(近くても頼れるとは限らないだろうが)…と、ため息混じりに言われる事も、何度あったかしら。

選り好みしているんだろうと言われると、正直否定は出来ませんでした。保育園の時間が最優先(しかも規則上、私はフルタイムの時間帯では預けられない)なので、土日休みの残業なし・しかも多少休んでも融通がきく。なーんて条件にあう求人はまず少ない…そしてそんな好都合な求人なんて、子持ちじゃなくても争奪戦ですよ。お先真っ暗な気持ちになりました。

就職活動で許可してもらっている保育園の利用期限が、どんどん迫ってくるのが怖かったです。

 

 

その矢先、まめごんが風邪をこじらせました。私も感染して気管支炎になり、激しい咳発作から肋骨骨折。まめごんはなかなか完治せずズルズルし、軽度の肺炎になりかけで入院に…😱!!それを知った義母から電話がかかってきました。

 

『やっぱりこんな小さいのに保育園なんか入れるからだ』『やっぱり子供つくるの早すぎたんじゃないの』『せめてあと2年か3年、辛抱できないのか』

 

ぐさっ、と刺さった気がしました。

 わたしも満身創痍で看病にもクタクタ、仕事が決まらない焦りに金銭的な不安。

うちのやむを得ない事情を知っていて、結婚のときから散々その事を心配してくれて『夫だけの稼ぎで食べていくのは大変だろう、困ったときはすぐ連絡しなさい、絶対に抱え込むな遠慮するな』と言ってくれた義父母。

どうにもならず夫が義父に相談したとき、その話をあとから知って『親をあてにするんじゃない!あんたらで何とかしろ!!』と私にお怒りのメールをしてきたこと。

事あるごとに【3歳神話】をこぼしながら共働きで頑張りなさいと言う義母に、私のお猪口くらいしかないキャパシティが溢れだしました。

 

保育園で様々な経験をしていること。

先生方が一生懸命に私達親子に向き合ってくれること。

私の考え、夫の意見。

精一杯我慢してきて、つい反論してしまったけど、やわらかい言葉を選んだつもりです。

でも義母はおもしろくなかったと思う…

 

 

電話を半ば強引に切って、思わず泣いてしまいました。

冷静になれば、義母なりの心配なのだろうと思える。家業を手伝いながらの育児はお姑さん・義姉さんに頼っていたと聞くから、自分が一番手を掛けたかったという願いが隠れているのかもしれない。

 

だけど私は余裕がありませんでした。

上手にひとりで子育て出来るなら…私に、育児に専念できる気持ちと財布の余裕があるのなら…

共働きする家庭はこどもを望んじゃいけなかったんだろうか。親が遠方で支援を頼めない夫婦は、こどもを迎え入れちゃいけなかったんだろうか。

 

世間のお母さんに対する風当たりの強さ、

自分の認識の甘さをひしひしと感じました。

 

 

まめごんは、4日ほどで退院できました。

また慣らし直しかしら…と内心ドキドキしながら登園した久しぶりの朝。お着替えやオムツを割り振られた引き出しにセットするため、抱っこから降ろすと…

いつもは私のまわりでグズグズ甘えたりして離れないのに、初めてお友達のいる方にペタペタ這っていきました。

『よく来たね!えらいえらい!』と褒めてくれる先生に、自ら抱っこして~と腕を伸ばすまめごん…。

 

あぁ、成長してるんだな。って、実感しました。

私もネガティブにばっかり囚われてちゃ駄目だ。心配させているなら、安心させる姿をみせよう。文句はある程度聞き流そう。

履歴書はバンバン送りまくればいいじゃん。挫けてる場合じゃねーし。

 

 

夫とも衝突しながら足掻いた就活。ふっ、と肩の力を抜いたときにあっさり採用が決まり、不器用ながらワーキングママデビューを果たした私です。

ちなみに、まめごんは出勤初日に熱を出し、いきなり休むという暴挙に出ざるを得ませんでした…ってのも、まぁまぁ思い出です(-_-;)

 

ほんと、お母さんって、挫けてる暇すら与えてもらえないのね。だから母ちゃんって強いんだ。