なんじゃこりゃ

まめごんが、家にやってきました。

至れり尽くせりの入院生活もあっという間に終わり。最後の夜は実母も仕事の都合で帰ってしまい、まめと二人きりでした。今日も泣くのか、寝れないのか。ミルクはちゃんと作れるか、上手に抱っこしてあげられるのか。不安で仕方なかったです。

退院後は実母から義理の母へバトンタッチ。

心配性でせっかちなお義父さんの計らいで随分早いうちから来てくれると言っていたけど…当初は正直なところ、それが苦痛で。

良くも悪くも『田舎もん』なところがある夫や親達。もちろん私自身も、です。昔流儀を押し付けられるのもイヤだったし、悪気のない言葉の端々が引っ掛かってモヤモヤすることも沢山ありました(^o^;)

…思えば、いわゆる『ガルガル期』ってやつ、母性本能ゆえに子供に触るんじゃねぇコノヤロー期、私は出産前からスイッチ入っちゃってたのかもな～。

逆に、男兄弟だけで女の子の扱いが分からないと笑っていたお義母さん。娘ってこんな生意気なもんかね～？とか思ってたかもしれませんね。いやはやスミマセン(´-ω-`)

話が脱線してしまいましたが。

当初のまめごんは私の想像より、母乳も良く飲み良く寝る子でした。

飲ませたらげっぷさせて！と習ったものの、一向にけふっと言わない。でも別に吐かない。夜も泣きはするけど、すーすー寝る。

…うん、私イケるかも？育児、できるかも！

(↑ここで大きな勘違いに至る。)

家に帰って数日。

まめごんの可愛い寝顔を見ていると、あれ？

頬に白いニキビみたいなのが、ぽつん。

調べてみると、乳幼児によくある湿疹とな(°Д°)お母さんからのホルモンの影響でなんちゃら…ふーん。きちんと洗って保湿すれば治ります、成る程。

なので、泡のベビーソープで恐る恐る洗って、赤ちゃん用の保湿クリーム(私のより高価)をぬりぬり。

そのうち。あれ、目の回りにも出来てる？あれ、おでこも増えてる…ほっぺも…あれ、あれ、あれ…？

白くて小さなまめごんの顔は、あっという間にニキビ様の突起がびっしり。

こういう細かいぷつぷつが大の苦手なペンギンママ、娘の顔じゃなかったら掻きむしるか一個一個潰しちゃってるかも((((；゜Д゜)))

なになに、固形の石鹸がいいらしい…

馬油がいいらしい…

でも、きれいにならない。それどころか、まぶたの回りに黄色いカサブタがどんどん出来て、顔中がさがさに。

どうしよう、女の子なのに…！！

なになに…『赤ちゃんのぶつぶつはお母さんの母乳が脂っこくて質が悪いから』『玄米菜食が基本、インスタントや甘いものは言語道断、オーガニックの云々』

…泣きそうでした。

私のせいでこの子はこんな肌になっている…

家業を休んで一手に家事を引き受けてくれている義母に、玄米と無農薬野菜買ってこいなんて言えない。。

今でこそ、なぁんだそんなこと。って言えますが。すぐに治るよ！って笑えますが。とにかく心配で辛かった。どうしていいのか分からず、どの程度の悩みや異変なら相談していいのか、むしろ相談ってどこにすれば良いのか。本当に、分からなかったです。

悩みに悩んだ頃迎えた１ヶ月検診。

『あ～脂漏性湿疹ですね～塗り薬出しときますね(^^)』あっさり。

おかげでみるみるうちにカサブタはぽろぽろと剥がれ、白いぷつぷつも出なくなりました。

あ～～～良かったよー(×_×)

自分の事しか考えなくて良かった頃は、いちいち心配して騒ぐ親って面倒くさいな思ってました。でも…子どもの事になると、そうなっちゃうのね(笑)

これが母ってやつなんだろうか…と、初めて思った出来事でした。

今は、すっかりつるんと白桃みたいなほっぺのまめごんです♥