離乳食はじめました③
離乳食を開始して1ヶ月。順調すぎるスタートから急転直下、何もかも食べなくなってしまったまめごん。
ストローでお茶を飲むのはあっという間に上手になったけれど、すぐにおっぱいを探して泣いて、新生児期とほとんど変わらないんじゃないかくらい頻繁に授乳をしていました。
…疲れるー…(´д`|||)
最初のひとさじの緊張や不安から、ちょっと上手くいっただけで有頂天になり、そこから一気にどん底に落ちた感じ。ちょっと大げさですけど、右も左も分からない離乳食というモンスターに翻弄され、プレッシャーに押し潰されまくっていました。
固さを初めの頃と同じに戻してみようか。
食事が熱いのか、冷めすぎているのか。
時間帯を少し変えてみようか。
食い付きの良かった野菜ならいけるか…。
必死でした。でも全部だめ。
膝に座らせるのが落ち着かないのかと、ハイローチェアの背もたれを起こして椅子代わりにしてみたものの…食事にはやっぱり集中せず。自分でチェアを揺らして遊んでいたり器用に脱出を試みたり。
とにかく、一口食べたらいらなーいの繰返し。月齢の目安量の半分、いや3分の一も食べません。
…あんなに凝って料理して楽しかった毎日の食事が、苦痛でした。夫・たけさんも、悪気はないのでしょうが昔から『今日の夕飯なに?えーっ、魚ぁ~?』『他に何かないの』など口に出す事がしばしば…
一生懸命考えて遣り繰りした食材で、家事する時間も捻り出して頑張って作っているつもり。だけどコイツら、文句ばっか言いやがる…
わたし何のために頑張ってんだろ。
大好きだった筈の料理が、嫌になりました。
旦那の食事は、コメを炊いて味付け済パックの肉ともやしを焼くだけ。味噌汁はネギかワカメばかり。酒のアテに胡瓜の浅漬けやら焼きナスやら小鉢を出すだけ。
まめごんは…ベビーフードに頼るようになりました。
良いじゃん、頑張って作っても食べないなら労力と時間の無駄だし。ベビーフードなら色んな食材が使われていて色んなバリエーションもあって、せいぜい一パック100円くらいだし。ものによっては味付けが濃いとか噂を聞くけど、メインの材料を足してやれば和らぐだろうし。
………そうして、まめごんが8ヶ月あたりからは、ほとんど手作りしなくなったように記憶しています。
果物や赤ちゃんせんべいなどのおやつは自分で手に持って食べていたので、何もかも口にするのが嫌だというわけではなさそう。だけど、食事ですよーとなると、なんかだめ😢
一部のゴハンもの等は稀に30グラム程度食べることもあったけど(1食の目安として大体80グラム入りです)、ベビーフードにしてもまめごんの食べる量はあまり変わりませんでした。
なんで。どうしてなんだろう。
母乳が多すぎるから悪いのか。
食べないのが、本当に本当に怖かった。
おっぱいが欲しくて泣きわめくまめごんを無理矢理引き剥がした事もあった。
食事から顔を背けて椅子から脱出しようとするところを押さえつけて、無理矢理スプーンを押し込んだ事もあった。
…サイテーです。わかっています。
食事が楽しくない、ってインプットされたら最悪です。焦らずに楽しくゆっくり、って何回も頭のなかでリフレインしても、苛立ちと不安が止まらなかった。
毎食毎食毎食、イヤイヤ泣く娘が腹立たしくて悲しくて。私も泣きながら『なんで食べないのっ!!!』てテーブルを思い切り叩いて八つ当たりしたこともあった…
サイテーです。
きっと私は、ごはんのたびに怖い顔してキツく抱っこしていたんでしょう。抱っこから逃げたら椅子に縛り付けられて、またお母さんが怖い顔して、挙げ句の果てに怒鳴り散らして。食欲なんか失せるにきまっている。
恐い目に遭ったんだから、何より安心できるおっぱいにくっつきたいはずだよ。
わかっていたのに…。なんでこの子は食べないの。
もう、いい。
ある日から諦めて、決まった時間にだけ座らせて、ままごとみたいにベビーフードを数回口に運ぶルーティーンを続けました。
おやつはフルーツやヨーグルトを、量を決めて。飽きてしまって握りつぶしたご飯を投げられても、お茶の入ったマグをひっくり返しても。毎日毎日毎日…今日はどれにしよっかな?って、まめごんにベビーフードのパックを選ばせて。開封したものはすぐ小分けにして冷凍し、3~4回で消費していきました。
結局この攻防は1歳を過ぎるまでずっと続きました。保育園でも最初は全然食べなくて…報告を受けるたびに『いったい家庭ではどうしてるの?』と思われているようで、心苦しかったです。
1歳を過ぎた今も量は少な目ですが、もう軟飯じゃなくて大人と同じ固さのご飯を器用につまんで食べるまめごん。『そーいや私だって年長組になっても細巻き1個でもう要らないとか言ってたし、保育園では給食食べきるまで廊下に出されてたし、でも今はどんぶりご飯食べれるし』と割りきれるようになりました。
実際に保育園では毎日完食しているし、家でもふざけちゃったりするけれど、自分でスプーンやフォークに挑戦したり手掴みしたり(毎食後、椅子や床が大惨事だけどもう慣れました)。これもひとえに、実母や保育士さん達の見守りやアドバイスのおかげです。感謝して止みません。
最近は『あれ~、まめちゃん上手だね!』と声かけると満面の笑みで拍手をし、『美味しそうだなぁ~』と言うと私にあーん(^○^)と食べさせようとしてくれます。
ふざけてお皿投げちゃったりして、それでつい怒ってしまったりする日もあるけれど。たどたどしくスプーンをお皿に潜らせて口に運ぶ様子をみると本当に可愛くて、こちらが笑顔になります。…いや、笑顔がこぼれるところまで私も気持ちが戻ってきたのかな。
あの頃は、本当ーに苦しかった。
比べちゃいけないと理解していても、周りの子は上手にぱくぱく食べていて。怒っちゃいけないと理解していても、嫌がる顔ばかり見るとイライラを抑えきれなくなったり。
もし、もう一度【離乳食はじめました】と言うことがあるのなら、もうこだわり素材ばっかり買って必要以上に張り切らない。ベビーフードもほどほどに頼ろう。
食事が楽しいと教えねばならない、食べ物の本来の味を教えねばならない、と肩肘張っても子どものお腹は空きません。大人だってオヤツで1食誤魔化しちゃったりお酒と肴で終わっちゃうことがあったり経験ありますよね(あれっ、わたしだけ⁉)
だけど、いつでも笑顔でいなくてはなんて、当時の自分には言えない。あの悩みや努力を『そんなんしなくて良いよ』なんて無責任に言えない。
だから。
半年前のわたし、やっぱりうちの子食いしん坊だよー!そのうち胃袋目覚めるから!!
今日もお疲れー!!
それだけ、言いたいです。
今夜は、何にしよう♪
離乳食はじめました②
離乳食ネタ、続きです。
ハーフバースデー前日から始めたまめごんの離乳食は、思いのほか拒まず欲張らず食べ進んだおかげで、少しホッとしたものでした。
これはイケる!とまたヤル気Maxになってしまった私は、張り切って様々な野菜を試し、フルーツを試し、いよいよアレルゲンの心配なタンパク質に挑戦することにヽ(・∀・)ノ
そういえば…。
幼い頃クラスに食物アレルギーのため皆と同じ食事をとれず、毎日お弁当を持ってきていた友達がいました。当時のわたしはお弁当がすごく羨ましかったんだけど、逆にからかう男の子達もいたりして。またその子は体格も小さかったから、余計に『普通に食べれないせいよ』とかヒソヒソ言うおばちゃんもいたりして(そーゆう時代と田舎だったのですよ)。きっと自分も同じ給食でいただきますを言いたかったでしょう。
湿疹に悩まされた娘はアレルギーの発症が本当に心配だったのですが、出来たら何も心配なく食事を楽しんでもらえたらなぁ、と…。きっとどの親御さんも願うところですよね。
まずは乳製品。ミルク混合の時期もあったのであまり不安もなく、セーフ。白いお粥に飽きたら粉チーズをトッピングしてみたり、ヨーグルトにすり林檎を混ぜてみたり。ツナや鮭のほぐし身と野菜をホワイトソースで和えて、シチュー風みたいなのもなかなか良かったです。
ホワイトソースは大人用ですら手作りはちょっと面倒ですよね~。私は電子レンジで作れるレシピでやっていましたが、赤ちゃん用は分量どうしたら良いのか分からない。なので、和光堂のベビーフードを利用していました♪
続きまして、大豆製品。お豆腐、納豆、だーいすき!きな粉を乗せたお粥も大喜び!!特にバナナ入りヨーグルトきな粉トッピングを出すと、今でも容器まで食べそうな勢いです(о´∀`о)ちょっと滋養ありすぎ感がね、拭えないメニューなのですけども。
そんな好きなら、やっぱりホンモノを食べさせたい(本物ってなんだよって話ですけど)…!と思い立ち、忘却の彼方にある豆腐作りの記憶を呼び戻して、有機豆乳とにがりをわざわざ買ってみた私。はい、失敗しました(笑)あと自分で納豆細かくするの面倒すぎ。チャレンジが早すぎたんですねー。当時に戻るなら、もうひきわり納豆一択です(^^;
しらす干しや鱈、かれいなど淡白な魚も難なくクリア。湯引きしてスリスリするのはちょっと大変かなと思いましたが、簡単簡単。そういえば私が見た離乳食の指導本って、初期の頃与える魚の代表格に鯛を挙げてるんだけど…そんな気軽に食卓にあがります?鯛って。お祝い事かせいぜい正月しか食べないような(´-ω-`)少なくとも我が家は『あらっ今日は鯛が安いわ☆』…なんてシチュエーションにならなかったので、どうしてなかなか疑問でしたねえ。…すいません、変なこと拘るタイプなんです…。
さぁ!気を取り直して、小麦に挑戦する番になりました。そうめん、うどんにお麩。パンは油脂や添加物が気になって…とうとう自分で久々に焼きました💦お粥ほどではないけど、ぱくぱく。どうやら主食の好みはコメ(炊くだけ)〉麺類(茹でて細かく切る)〉〉〉パン(手捏ねで手作り…)、って様子。
つまり提供に苦労したやつほど食が進んでないってこと(-_-;)だけど好き嫌いって程でもなく。時々不思議そうな顔をするものの、大変スムーズな流れでした。
…。
………。
これはもしや、ものすごくいい感じなのでは!?o(≧∇≦)o
卵はちょっと様子みながら与えようね。って掛かり付け医に言われたから未開拓だけど…
離乳食たのしーい!!
そうして調子に乗り始めたころ、突然まめごんが離乳食をイヤイヤし始めたのです。
何をどうやっても、食べない。一口食べたらべーっと出してしまう。毎日毎日、その繰返し。作っても作っても食べない…。一気に離乳食が苦痛になってしまいました。
そのくせ、頻繁に母乳を欲しがるまめごん。一時間に1回は飲みたいと泣き、抱き上げた私の胸元を探している…。
一生懸命飲む姿が本当に可愛くて、幸せいっぱいだった授乳の時間が、どんどん辛くなりました。さっきも飲んだはずなのに全然時間があかない…これじゃまたお腹いっぱいで余計に食事とらないじゃん…。それと同時に食材のこだわりや調理の手間暇もどんどんイヤになり、悩む毎日が続きました。
完全に、つまづいてしまったのです。
離乳食はじめました①
遡って記しておきたい、離乳食のおはなし。
まめごん離乳食デビューは、翌日にハーフバースデーを迎えようとしていた3月の終わりでした(о´∀`о)
無駄にこだわって美味し~いお米を親戚に頼んで送ってもらい、鍋でくつくつ炊いてトロトロにして…。
普段はフードファイター(古いな)並にコメを消費するペンギン夫妻なので、安い無洗米を炊飯器でピッ。なのにね( ・ε・)
たまたま泊まりに来ていた義父母に見守られる中で、緊張のひとくち…
ぱくっ、と小さなスプーンを口にいれて、むぐむぐ…こくん。その姿があまりにも可愛くて大人たちがほわっと笑顔になりました。
1日ひとさじずつ、1品ずつ。と思いきや、初めてのお粥はまめごんの心に響いたようで、結局大さじ2杯ほど食べた気がします。
翌日はかぼちゃ、その次はじゃがいも。
にんじん、サツマイモ、大根、トマト。
茹でて、つぶして、裏ごして。緑の葉もの野菜は凍らせてからすりおろし。
要らないかなと頭の隅で思いながらフリマアプリで購入した離乳食キットを使ってちまちまと作業をするのは、おままごとみたいで楽しかったです。
そして初めてのお粥同様、『ホンモノの野菜の味を教えねば』と妙な使命感に燃えたわたし。こだわりの野菜宅配サービスを始めましたヽ(・∀・)ノ
Oisix 有機野菜などの食材宅配ネットスーパー | オイシックス株式会社
らでぃっしゅぼーや 有機野菜・無添加食材の宅配ネットスーパー
Oisixは我が心の友!から紹介してもらいましたが、まぁオシャレ。都会的なかんじ。牛乳頼み放題システムとか面白いし、特に仕込み済材料とレシピが一緒に入っている『kit Oisix』が良かったですね~。調味料用意するだけ、簡単楽チン!で、とても好感触でした。
ただ、北海道には送料が…。度重なるとツライかな、と断念。こーゆうとき、津軽海峡を隔てた距離感がね、壁を感じるよね。北国ってのは。
らでぃっしゅぼーやについては、今も続けてます。気に入った雑穀パンと牛乳だけは毎週購入。こちらは、Oisixより良くも悪くもぐっと親しみやすい感じ。食品以外に雑貨や化粧品やらラインナップがすごくて…そんなん要ります?と最初ちょっと思いました(ゴメンナサイ😅)。
なんとなく、CO・OP的な感じかしら。
あくまでも超個人的意見ですけれども。
燃え盛る家計のなかから、こだわり野菜を買ってみたペンギン家。届いたときに箱を開けるわくわく感もあり、またスーパーで買うより野菜が濃く美味しく感じました。
ただ…。やっぱりちょっと贅沢かな、毎週毎週と度重なるとウチは厳しいかも。他の宅配サービスやネットスーパーもあるし、どうしても食べたい時だけ頼もう(×_×)
夏に届いたとうもろこしはとっても甘くて、まめごんも大喜びでした♪
何より、まめごんとふたり家に閉じこもってる毎日の中で、歩いて15分のイオンまで行くのが息抜きだったので。この頃は普通の買い物ですら、社会に接する大切なチャンス(大げさ?)だったのですよねー。
でも、ふと途中から気付いてしまったのです。
コメから始まった食材へのこだわり…安心で美味しいものを食べさせたい一心だけれども、それはずっと揺るがないけども。これからお魚・お肉・大豆類に乳製品・果物…ってどんどん試す種類が増えたら、とても継続できない(°Д°)
当たり前のこと忘れてましたけど、まめごん、【1日ひとさじずつ】しか進まないんですよね。この素敵な野菜たち、ひとかけらずつしか使われないのよ(残りは私が有り難く食べていますが)。
元々ちょっとだけ自然派思考なわたくし、出来るだけ国産のもの・新鮮なもの・添加物のないものを選んでいたのもあり…徐々に近所のスーパーで自分が手にとって選んだものにシフトしていきました。無理せずに、見栄張らずにと自分に言い聞かせて(^^;
順調な滑り出しに見えた離乳食デビューの初月。ここから私とまめごんの長いチャレンジが始まるのです❗
『百日過ぎたら楽になる』伝説
妊娠中、育児雑誌やネットでよく見かけたのが【百日(3ヶ月頃)を過ぎたら、ぐっとラクになるよ】という話。
当初はそんなもんかね、キツいと言いつつさすがに慣れてくるのかな、と半信半疑でした。
目まぐるしいなんてものではない育児を送るなか、超高性能お背中スイッチを搭載した立派なおっぱい星人・まめごんに苦戦しまくった新米お母さんのわたし。1ヶ月…2ヶ月…あと少し…いつしか、百日がひとつ目のゴールのような気持ちになっていた気がします。
と こ ろ が
新生児期からただ寝ているなんてヌルイとばかりに我が娘は、1ヶ月から足をばったんばったん、2ヶ月前にもあーうーあーうー喋りまくり。この頃には哺乳瓶を断固拒否、直母以外は受け付けず。私は文字通り、まめごんを世話できる唯一無二の存在になってしまったのです。
一見するとすごく嬉しいことなんだけど…母乳すごいねえらいね羨ましいなって散々誉められてきたけど…。その代わり『私しか出来ないんだ、私しかいないんだ』のプレッシャーがどんどん大きくなっていきました😭
幸せなんだけど、この上なく幸せなんだけど。自分がいなくては生きられないこの小さな命に、自分の心臓を握られているようで。責任の重さと不安がとても苦しかったな。
そして、噂の百日。
このあたりから少しラクに…と思いきや。
寝返りを覚えてしまいました(о´∀`о)ので、気付けばころん。戻しても、ころん。。
エンドレスに、ころーーーーん。
目が離せないじゃないか………!!(°Д°)
ますます声も出すし、今までは寝てる間に家事も出来たのに、うつぶせに転がってしまうと窒息が恐くて(実際には首もすわっているし、顔が埋もれるような物はないんだけど)。
『ラクになんかならねーじゃん!!』と一人憤慨。
そして、ある日曜の夜。事件は起きたのです。
泊まりに来ていた義母を高速バス乗り場まで旦那が送りにいった間のことでした。トイレに行きたくなった私は、右回転しか出来ないまめごんを蓄熱暖房機から離して寝かせ、リビングのドアを開け放して席をはずしました。
その間たったの、1分か2分。戻ろうとしたその時、『きゃああぁぁぁーー!!』と鋭い泣き声が…。明らかに普段と違う!
駆け寄ると、顔を真っ赤にして泣きじゃくっているまめごん。位置からして、初めて左回転したようでした。が、マットから外れて仰向けに寝ている…どうやら、そこから勢いがつき更にもう一回転した様子。そして、転がった先には高温の蓄熱暖房機が…。
一気に血の気がひきました。
泣き叫ぶまめごんをなんとか抱き締めて確認すると、指先が赤くなっている…。冷たい流水と保冷剤で冷やしながら、自分をとにかく責めました。どうしよう、私のせいだ。
戻ってきた旦那に『まめが火傷した❗』と叫ぶと、旦那は普段の3倍くらいの声量で『何だと?車乗れ!病院いくぞ!!!』と叫び返し、あっという間に私達を当番病院へと連れていきました。
震える手で問診票を書こうとするも荷物もありまめごんも抱いたままでモタモタ…。
旦那はイライラした様子で『代われ』とまめごんを奪うように抱っこしました。
結局、指先に小さな水ぶくれが出来た火傷でしたが、ぐるぐる包帯を巻くほどでもなく薬も舐めとってしまうため何も塗らず、すぐに処置は終わったのですが。
油断した自分への苛立ちと後悔、自責に黒ーく淀む気持ち。医師にも旦那にも『お前が悪いんだ』と冷たい視線を向けられ(ているように感じ)、いや本当~~にその通りなんですが、いたたまれなくて、まめごんに申し訳なくて…。
病院へ着く頃にはくすんくすんとすすり上げ、診察時にはキョトンとしていた当のまめごん本人。ただただ、抱き締めて謝るしかなかったです。
月齢ごとの可愛らしさは勿論あるのですが、少なくとも私は『3ヶ月過ぎたら楽になる』とは思わなかったなぁ。むしろ逆。特にこの事件以降、ますますピリピリするようになってしまいました…。
思えば、出産後の母性本能ぶっ壊れハイテンションでエンジン200%だった1ヶ月、持ち前の体力根性で乗りきった2ヶ月を経て、単純に疲れていたのもあるかもしれません。だって毎日掻き込むようにゴハン食べてたし、食べれないときもあったし、それでも容赦なく母乳は出るし。最後に朝まで寝たのはいつかなんて、本っ当に謎だし。
そこで降りかかってきた【いい加減慣れてきたでしょ】説…。あれー?私が変なのかな???って、思ってました。実は。
これで歩き出したらすごいよ~~とも聞くけど、そっちの伝説はすんかり受け入れられましたよ。転がるだけでこうだもん、そりゃーヒヤヒヤしますでしょうよ(-_-)あー怖い怖い…。
何時なんどきも、子供への心配って尽きないんですよね。そのぶん疲れちゃったりするし…。でも今しかない【ハラハラさせてくれる】【見守らせてくれる】苦労に隠れたよろこびを、時々思い出そうと思う新米ママなのでした(´-ω-`)
ちなみに、スーパー高速ハイハイ&どこでもよじ登りの術で母をビビらせる最近のまめごんです…。
雪景色
ついに北海道に冬がきた…。
すっかり真っ白な景色になりました(´-ω-`)まだ名残惜しそうに紅葉がのこる木に雪が降り積もり、美しいです。
空も晴れているけど、夏のそれとは違う色に感じます。なんかこう…真夏はすこーんと抜けるような青で、秋冬はちょっとミルキーなような←表現へたくそですみません
わたし、実は冬ってあまり好きじゃなかったです。雪の比較的少ない地域に育ったせいか、いつまで経っても豪雪には慣れず😵
バイクも車も走り回れないし、暗くなるの早いし、そもそも寒いの苦手だし!
【北国あるある】かもしれませんが、冬でも暖かい室内で薄着にアイス食べたりしてるんですよね。本当に。そして暖かい室内から暖気したクルマに乗ってまた暖かい店内へ…みたいな生活をしがちなので、案外冬がニガテな北海道民って多いんじゃないかしら。
社会人になってから、ウィンタースポーツ楽しいじゃないか!!と目覚めましたが。またここ数年遠退いているので、私としては楽しみが少ないこの季節……
そういえば、【冬季ウツ】なる症状があるらしいと以前聞いたことがあります。
起きられない、やる気が出ない、なんかだるい…
一見すると、怠けているのでは?と思えるのですが。グータラとの見極めが難しいところ、放置すると本当に深刻な鬱を発症するケースもあるようなので、要注意ですね!
詳しくは調べていませんが、日照時間の短さなどが関係しているとらしいです。とても興味深い(×_×)人間ってやっぱり自然と切り離しては生きられないのですね!
冬は冬の楽しみを見つけながら、毎日縮こまっていないで過ごしていきたいなぁと毎年思っている(だけ、かも?)ペンギンママでした(о´∀`о)
冷え込むから今日は特製キムチ鍋かなー、あつあつたこ焼きパーティーもいいな。寒い日のおやつは、どっしりしたチョコレートケーキが食べたくなるのは何故かしら?熱い珈琲も一緒にね。
…あれ、冬ごもりの楽しみって、もしや食いもんばっかじゃないか?(´-ω-`)
とくいわざ
まめごんとの日々、一喜一憂を記していきたいと考えて始めてみたこのブログ。故に月齢ごとの思い出を綴ることが多くなるのですが…過去のことばっかり振り返っても、ねぇ。
そのうち仕事や大好きなドライブや旅日記、食いしん坊話も書いていきたいと思っていますが。
今回は、最近のまめごんブームについて。です(о´∀`о)
保育園デビューした為もあってか、1歳の誕生日を迎えようとしたあたりから、出来ることや得意な事が一気に増えてきたように思います。
最近ハマって?いるのが、コップ飲み。
7ヶ月頃にストローをあっという間に覚えたまめごん、麦茶が好きで得意気にちゅーちゅー飲んで見せてくれてます。まぁ失敗なのか悪ふざけなのか、時々、思いっきり吸い上げてごくんの前に『だばーっ😆』…と満面の笑みで撒き散らしてくれますが。
コップ飲みも、勿論まだまだ上手にできません。傾けすぎて自分にお茶ぶちまけたりとか、コップの中に手を突っ込んじゃうとか。
でも何故か、私が手伝うのを嫌がるまめごん。コップを支える私の手を振り払おうとします(><)そうかそうか、自分で持ちたいのね。
ハラハラしながら見守るしかないけど、せっかちな私には本当~に焦れったくて(´-ω-`)親の忍耐力を本当に試されるんだなと思います…。
もうひとつ、食事中に最近よく見せる仕草が
『はいお母さん、あーん』です(*´ω`*)
手掴み食べはしたいようにさせているのですが。少し前から手に持ったお野菜やパンを私の口に運んでくれるように!
いいよ~と断っても遠慮ってものが分からないと思うので、ありがとー♪と、受け取るのですが…渡した途端に気になるんでしょうね、『やっぱりそれちょーだい』って(笑)
私の真似をしてスプーンをぎこちなく口に運び、こぼしたゴハン粒も一生懸命つまみとっている姿にほっこり❤←親バカ
でもね。大好きなフルーツは自分が食べ飽きないと『あーん』してくれないのに、好きじゃないおかずや食事の気分じゃないときは、すぐママどうぞ~するんだよなぁ…。ずるい!(笑)
ここ数日間で急に喋るようになり、ひっきりなしに声を出しています。『まめごんちゃーん?』と呼び掛けると元気に手を挙げてみたり、『上手だね』と褒めると自ら拍手してみたり。先日Mステを観ていて、とあるアーティストのパフォーマンスが終わったとき、何も言ってないのに『ぱちぱちぱち~』と一人でやっていて、ちょこっと感動しました←バカ親
1年前、ベッドの上で天井を見上げて泣くばかりだった、小さな小さなまめごん。腕から溢れるくらい大きくなって、得意な事が日に日に増えていくんですね~。あの頃はぼんやりしか想像できなかったこと。本当に目を見張る成長、毎日感心しっぱなしです!
明日は何が上手になるのかなー。
となりのトトロ
観ました!昨夜の金曜ロードショー。
ばっちり録画もしました!!
子供の頃から大好きなんです、トトロ。
私の母も妹も大好きで、もう何回も繰返し繰返し親子で観ました。きっと今夜は実家でも懐かしがりながら放送を観ていただろうな♪
ブランケット、食器にお弁当箱、文房具にハンカチやバッグ、大きなぬいぐるみ。好きすぎてグッズもたくさん持っている私です(笑)
↑特に宝物がこれ。寝てるトトロって珍しいかも!と、もう10年近く前に大枚叩いて(笑)手に入れたティッシュボックスカバーですヽ(・∀・)ノお母さんにもお揃いでプレゼントしました!
ヒゲが抜けきって、全体的にクタクタになってるし、爪もまめごんに食いちぎられているんだけど!!捨てられないこの子。世代交代してもいいけど、そもそも売っているのもう見かけないのよね…。知っている方がいたら、是非教えていただきたいくらいです(笑)
そういえば。トトロといえば昔、恐ろしい都市伝説があったんですよね(´Д`)
トトロは本当は死神だとか、サツキとメイは亡くなってしまう(だからトトロやネコバスが視える)とか。ついでにお母さんも実は結核患者で死んでしまうとか。本当はものすごくダークな原作小説がある、とか…。
最終的には【実は家族を亡くしたお父さんの回想(妄想?)物語である】だとか…!!
すげー。色んな意味ですげーよ((((;゜Д゜)))
私も物事を深読みするのは好きだし、一つ一つの理屈や解釈はわかる。けど、これ考えたひと、人間嫌いなのかなって思ってしまって(苦笑)
ジブリ作品にも時々見受けられますよね。人間と自然の共存、対立。
片方の視点に立てば、善が悪になることだってある。絶対正義なんて存在しないんじゃないか…
そういう意味では作品のなかに【人嫌い、文明嫌い】のニオイも微かに感じ取ります。あくまで個人的には、ですよ。
だけど、そういう考察はおいといて。
過ぎ去った在りし日の生活や人間関係の描写。時代が変わっても変わらない、家族への想い。
特に私は長女で妹がいて。母は病気を患う妹にかかりきりで。ちょっと状況はちがうけど、『賢くて聞き分けのよい働き者のお姉ちゃん』サツキの気持ちがすごく分かります…。お母さんの一時帰宅が中止になって、不安になる横顔。ショックを受けるメイちゃんをフォローしきれず、おばあちゃんの前で初めて泣きじゃくる顔。あ、しっかりしているけれど、まだ子供なんだなぁって。
あのサツキの涙は、何回観てもグッときてしまうのです…。我慢して我慢して溢れた涙に。
あ、私は全然、賢くも働き者でもなかったと思いますけど(笑)
この作品のような情景は現代ではほとんど見られなくなりましたが、鬱蒼としたどこか森の奥にトトロはいるんだな~、なんて未だに思っています。
良くも悪くも大人になっちゃった私にはもう見えない。けど、信じていてもいいんじゃないかなーなんて。
突風の吹く日はネコバスが駆け抜け、大雨の日はトトロがお父さんの傘で遊んでいる…。
そう考えると、例え憂鬱な天気の日でもちょっとウキウキできそうな(思考が子供だなーわたし)!
子守唄にはついつい、トトロの歌を口ずさんでしまう私。もうちょっとまめごんが大きくなったら一緒に観よう…と、そう遠くない未来を心待ちにしているのでした。
来週は【紅の豚】だーー!!こっちも楽しみです❤