となりのトトロ
観ました!昨夜の金曜ロードショー。
ばっちり録画もしました!!
子供の頃から大好きなんです、トトロ。
私の母も妹も大好きで、もう何回も繰返し繰返し親子で観ました。きっと今夜は実家でも懐かしがりながら放送を観ていただろうな♪
ブランケット、食器にお弁当箱、文房具にハンカチやバッグ、大きなぬいぐるみ。好きすぎてグッズもたくさん持っている私です(笑)
↑特に宝物がこれ。寝てるトトロって珍しいかも!と、もう10年近く前に大枚叩いて(笑)手に入れたティッシュボックスカバーですヽ(・∀・)ノお母さんにもお揃いでプレゼントしました!
ヒゲが抜けきって、全体的にクタクタになってるし、爪もまめごんに食いちぎられているんだけど!!捨てられないこの子。世代交代してもいいけど、そもそも売っているのもう見かけないのよね…。知っている方がいたら、是非教えていただきたいくらいです(笑)
そういえば。トトロといえば昔、恐ろしい都市伝説があったんですよね(´Д`)
トトロは本当は死神だとか、サツキとメイは亡くなってしまう(だからトトロやネコバスが視える)とか。ついでにお母さんも実は結核患者で死んでしまうとか。本当はものすごくダークな原作小説がある、とか…。
最終的には【実は家族を亡くしたお父さんの回想(妄想?)物語である】だとか…!!
すげー。色んな意味ですげーよ((((;゜Д゜)))
私も物事を深読みするのは好きだし、一つ一つの理屈や解釈はわかる。けど、これ考えたひと、人間嫌いなのかなって思ってしまって(苦笑)
ジブリ作品にも時々見受けられますよね。人間と自然の共存、対立。
片方の視点に立てば、善が悪になることだってある。絶対正義なんて存在しないんじゃないか…
そういう意味では作品のなかに【人嫌い、文明嫌い】のニオイも微かに感じ取ります。あくまで個人的には、ですよ。
だけど、そういう考察はおいといて。
過ぎ去った在りし日の生活や人間関係の描写。時代が変わっても変わらない、家族への想い。
特に私は長女で妹がいて。母は病気を患う妹にかかりきりで。ちょっと状況はちがうけど、『賢くて聞き分けのよい働き者のお姉ちゃん』サツキの気持ちがすごく分かります…。お母さんの一時帰宅が中止になって、不安になる横顔。ショックを受けるメイちゃんをフォローしきれず、おばあちゃんの前で初めて泣きじゃくる顔。あ、しっかりしているけれど、まだ子供なんだなぁって。
あのサツキの涙は、何回観てもグッときてしまうのです…。我慢して我慢して溢れた涙に。
あ、私は全然、賢くも働き者でもなかったと思いますけど(笑)
この作品のような情景は現代ではほとんど見られなくなりましたが、鬱蒼としたどこか森の奥にトトロはいるんだな~、なんて未だに思っています。
良くも悪くも大人になっちゃった私にはもう見えない。けど、信じていてもいいんじゃないかなーなんて。
突風の吹く日はネコバスが駆け抜け、大雨の日はトトロがお父さんの傘で遊んでいる…。
そう考えると、例え憂鬱な天気の日でもちょっとウキウキできそうな(思考が子供だなーわたし)!
子守唄にはついつい、トトロの歌を口ずさんでしまう私。もうちょっとまめごんが大きくなったら一緒に観よう…と、そう遠くない未来を心待ちにしているのでした。
来週は【紅の豚】だーー!!こっちも楽しみです❤